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1950~53年の韓国戦争以降、民間人の接近が厳しく統制されていた民間人出入統制線(民統線)の一部が自転車道路として初めて開放されることになった。
民統線は、非武装地帯(DMZ)外側にある南方限界線から5~20キロメートルほど南方にある。京畿道(キョンギド)と国防部は7日「今年9月から臨津閣(イムジンガク)八角亭-臨津江南方-統一大橋南端を経由し北端を結ぶ、往復4キロメートルにのぼる民統線内の道路を自転車道路として開放することで一致した」と明らかにした。
同地域は統一大橋を除いて、幅4~6メートルにのぼる平地で砂利道だ。軍事施設の保護と保安維持のため、開放時間(第2週または第4週の日曜日午前の3時間)と人員(毎月1回当たり約300人)は制限される。
金文洙(キム・ムンス)京畿道知事は「民統線の自転車道路は平和と統一を念願し、分断の痛みを再確認する歴史体験の場となるだろう」とし「国土海洋部と韓国鉄道公社などと協議し、南北(韓国・北朝鮮)を結ぶ京義線と東海線の列車に自転車専用の車両を設置する計画だ」と話した。
京畿道は民統線外側の統一大橋南端-チョピョンド-臨津閣を結ぶ往復24キロメートルの自転車道路も開設する。幅4メートルの砂利道一部を補修した後、民統線自転車道路の開放に合わせて公開する。京畿道は来年1月「統一大橋北端-巨谷里(コゴクリ)のワシの越冬地-井洞里(チョンドンリ)警戒所展望台」の往復20キロを追加で開放する案を国防部と協議中だ。
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