世界の新型インフルエンザ患者数が連日増え、2000人を越えた。世界保健機関(WHO)は7日(現地時間)現在24カ国で2099人が感染していると公式集計した。前日午前の発表に比べて500人近く増えている。
特に米国の増加傾向が目立つ。米疾病対策センター(CDC)によると、米国内の確定患者は4日286人、5日403人、6日642人と、この3日間で大きく増えている。国内では感染者が1人増えて3人になったが、推定患者は増えていない。
◇「50州に広がる」=CDCによると、米国で新型インフルエンザ感染者が発生した州は6日現在41州にのぼる。中西部のイリノイ州が122人で最も多い。一時感染者が急激に増えメキシコに続く‘第2の震源地’と呼ばれたニューヨーク(90人)を上回った。
6日、ワシントン(9人)・ハワイ(3人)・オクラホマ(1人)で新しい患者が発生した。簡易検査でインフルエンザA陽性反応を見せ、追加テストを進行中の人までも含めると、新型インフルエンザ感染が疑われる州は44州に増える。CDCは「すぐにも米国の50州に広がるだろう」と予想している。
米国で確定患者数が急増している理由は明確でない。CDCは「各州に感染診断キットが普及し、その間たまっていたテスト結果が一度に集計されている」と説明している。
しかしベッサーCDC所長代行は「すべての結果をテストのせいにしたくはない。(実際に)ウイルスは米国全域と世界へ広がっており、今後もそうなるだろう」とし「WHO伝染病警報がレベル6に上がらなければ驚くことだ」と述べた。
特に米国の増加傾向が目立つ。米疾病対策センター(CDC)によると、米国内の確定患者は4日286人、5日403人、6日642人と、この3日間で大きく増えている。国内では感染者が1人増えて3人になったが、推定患者は増えていない。
◇「50州に広がる」=CDCによると、米国で新型インフルエンザ感染者が発生した州は6日現在41州にのぼる。中西部のイリノイ州が122人で最も多い。一時感染者が急激に増えメキシコに続く‘第2の震源地’と呼ばれたニューヨーク(90人)を上回った。
6日、ワシントン(9人)・ハワイ(3人)・オクラホマ(1人)で新しい患者が発生した。簡易検査でインフルエンザA陽性反応を見せ、追加テストを進行中の人までも含めると、新型インフルエンザ感染が疑われる州は44州に増える。CDCは「すぐにも米国の50州に広がるだろう」と予想している。
米国で確定患者数が急増している理由は明確でない。CDCは「各州に感染診断キットが普及し、その間たまっていたテスト結果が一度に集計されている」と説明している。
しかしベッサーCDC所長代行は「すべての結果をテストのせいにしたくはない。(実際に)ウイルスは米国全域と世界へ広がっており、今後もそうなるだろう」とし「WHO伝染病警報がレベル6に上がらなければ驚くことだ」と述べた。
この記事を読んで…