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外国人も驚くワイン価格…68%が税金、3段階流通

韓国を初めて訪れた外国人は‘弾丸タクシー’よりも‘ワインの価格’にもっと驚くという話がある。それほど国内ではワインの価格が高い。

その理由は何よりも税金だ。ワインが輸入されれば通商関税(15%)、酒税(30%)、教育税(酒税の10%)、付加価値税(10%)など68%の税金がつく。原価1万ウォンのワインが国境を越えた瞬間、1万6800ウォンになるということだ。

さらに韓国は価格に基づいて税金を課す従価税をワインに適用する。高級ワインであるほど税金が増える。日本の場合、ワイン容量によって税金を付ける従量税で、1万ウォンのワインでも10万ウォンのワインでも税金は同じだ。香港の場合、昨年ワインに対する税金をなくし、‘アジア・ワイン・ハブ’を前面に打ち出している。


税金とともに複雑な流通構造もワイン価格を高めている主犯だ。ワインはウイスキーのように輸入業者-卸売業者ー小売業者の3段階流通過程を経る。

輸入業者は税金を含むワイン価格に物流費や人件費などを勘案、通常30-50%のマージンを加えて卸売業者に供給する。卸売業者はさらに10%以上の手数料を受ける。デパートやディスカウント店は卸売業者の供給価格にさらに30%のマージンを付ける。

国内でオンライン主流販売が禁止されたのもワイン価格が落ちない理由の一つだ。日本のワイン漫画『神の雫』の作家・亜樹直氏は「初めて韓国に行った時、デパートで販売されるワインの価格を見て驚いた」とし「日本では税金も安いが、輸入業者がオンラインでワインを販売するため流通マージンが非常に低い」と述べた。



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