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林昌勇(イム・チャンヨン、33、ヤクルト)が無欠点投球を続けている。林昌勇は4日、マツダスタジアムで行われた広島戦で1イニングを無安打無失点に抑え、5-3で勝利を守った。
林昌勇は今季12試合連続無失点記録を継続し、8セーブ目をマークした。永川勝浩(広島)と並んでセリーグ救援1位タイ。林昌勇が今季144試合目まで現在ペースを維持する場合、45セーブも可能だという計算が出てくる。
◇球威がアップ=林昌勇は日本進出初年度に得た自信と経験を土台に、さらに力強いボールを投げている。今季は12回登板し、毎回、最高球速152キロ以上を記録している。昨年は4月中旬、最高球速が148キロ程度に落ち、また上がってきたが、今年はずっと球速を維持している。
昨シーズン十分に実力を証明したため、今年のスプリングキャンプでは無理をせず、体力トレーニングに集中したおかげだ。エージェントのパク・ユヒョン氏は「林昌勇が昨年、日本の打者と十分に対戦したので、今季は自信を持って勝負している」と伝えた。
◇投げる度にボーナス=林昌勇を力を与えているのはインセンティブだ。昨シーズン最低水準の年俸(30万ドル)からスタートした林昌勇は、各種ボーナスで100万ドル以上を稼いだ。
今年は年俸100万ドルから始まり、各種オプションがつく。成績しだいでは100万ドル程度のボーナスが追加される。セーブ数が増えればボーナスと翌年の年俸が同時に増える契約であるため、一球一球に力が乗っている。
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