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「ミカンの生産減らせ」/済州

済州道(チェジュド)は今年、ミカンの過剰生産が懸念されることから、価格安定のために大々的な減産作業を推進中だと4日、明らかにした。

道はミカンの生産が昨年は不作だったが、今年は逆に最大73万トンまで生産が増えるものと予測され、15万トン減産した58万トン規模にすることにした。すでに年初から減産作業を進行中だ。

道は1段階として7月まで10万5000トンを減らす予定だ。先月末まで目標の78%である7万8200トンの減産が行われたと判断している。


現在のミカン農家もほかの作物栽培に切り替える作業を活発に行っている。すでに目標(50ha)の3倍にのぼる148ヘクタールが生産をやめた。果樹園に植えられた木の数を半分に減らす作業が2452ヘクタールで行われた。

道は雇用創出事業と連携して農家支援を始めた。

キム・テファン済州道知事は「ミカンの減産に行政が深く関与しすぎるという指摘もあるが、これまでよりミカンがかなり多く生産されるものと予想されるので、適正規模で減産を積極的に推進し、ミカンの本来の価格がつくようにする」と話している。





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