北朝鮮はすでに少量の核兵器を製造したが、まだ核兵器を配置する能力はないようだと米国外交協会（ＣＦＲ）が先月２７日発刊した「米国の核兵器政策」報告書を通じて明らかにした。

ウィリアム・ペリー元対北調整官らが作った報告書は「北朝鮮が核兵器の１世代格である小型核兵器（a small arsenal）を製造するためにプルトニウムを使い、２００６年１０月、小規模爆発力を持った核装置を試みた」と記載した。しかし「まだ核兵器を配置する能力は持っていないようだ」と評価した。報告書はこれにより「北核問題の成功的解決のためにはオバマ政府が全面的に介入する攻撃的外交が必要だ」と助言した。