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豚肉の価格、1週間で25%落ちる…新型インフルエンザの影響

 新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)が発生してから1週間、豚肉の卸売価格が25%も落ちた。 豚肉を買う消費者が減っているうえ、養豚農家が先を競って豚肉を売っているからだ。

農林水産食品部によると、先月30日、産地農家が豚1頭(110キロ基準)を販売して受ける価格は27万7000ウォンで、新型インフルエンザが伝えられる直前の先月24日(37万1000ウォン)に比べ25.3%も下落した。

養豚農家は価格がさらに落ちる前に豚を売ろうとしている。 全国14カ所の卸売市場で処理した豚は先月24日の6611頭から29日には7233頭と9.4%増えた。


しかしまだ消費者価格はほとんど変化がない状態だ。 先月30日、国内産サムギョプサル(豚バラ肉)消費者価格は500グラム当たり9882ウォン(約750円)と、24日(9992ウォン)に比べ1%ほど落ちた。 この期間、輸入産サムギョプサルも500グラム当り5100ウォンから5000ウォンへと、100ウォンの下落にとどまった。

関係者は「肉加工企業が直営店と給食所に納品する価格を下げているうえ、販売も減っているため、近いうちに消費者価格も下落すると予想される」と話した。 先月30日、農協ハナロクラブ3店(ソウル良才・倉洞・全州店)の豚肉の一日の売上高は3000万ウォンと、24日(6900万ウォン)の半分にもならなかった。

一方、国立獣医科学検疫院はメキシコ・米国・カナダの北米3カ国から輸入された豚肉119トンに対して精密検査を行っている、と明らかにした。 生きた豚に対する輸入禁止措置が先月29日に取られたが、それ以前に輸入された米国産種豚65頭に対しても精密検査をしている。



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