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韓国で「推定患者」と接触した女性も豚インフルの症状

韓国で「豚インフルエンザ感染の疑いのある患者」に確認されたAさん(51、女)と接触した女性(65)が豚インフルの症状を見せ、二次感染を懸念する声があがっている。

この女性はAさんがメキシコから帰国した当時、仁川(インチョン)国際空港から宿舎へ移動する車に同乗していたという。30日に「豚インフル感染の疑いがある」という申告18件が追加で受け付けられた。これで、これまで41件の推定患者の申告があり、24人は検査の結果、陰性と判定された。16人は精密検査を受けている。

疾病管理本部は13~25日、米国のカリフォルニア、ニューヨーク、テキサスなど5州から帰国した旅行客全員を追跡、調べることにしている。世界保健機関(WHO)はインフルエンザ警報をフェーズ5にレベルアップした。豚インフル推定患者のAさんが26日、メキシコから帰国した際、空港から宿舎までの車に同乗していたBさん(65、女)が風邪の症状を見せ、精密検査を受けている。この女性は最近メキシコや米国を訪問したことがなく、二次感染を疑う見方が出ている。


二次感染とは、豚インフルが発病した国家で感染したのではなく、国内の患者から感染したケースのこと。メキシコだけでなく米国とスペインはすでに二次感染が確認されている。疾病管理本部の全柄律(チョン・ビョンユル)伝染病対応センター長は30日「29日に豚インフルが疑われると申告された患者11人のうち、1人は推定患者のAさんと接触した後、豚インフル症状を見せたケースだ」とし「いったん自宅に隔離措置を取った。二次感染かどうかはもう少し見守らなければわからない」と説明した。



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