統一研究院が毎年発刊する同白書は、脱北者の証言などをもとに、北朝鮮人権の実態をまとめたもので、人権の状況とともに北朝鮮の一般住民の生活ぶりもうかがうことができる。白書によると、脱北者は「韓国のドラマを収録して販売する人々を通じ『冬のソナタ』『ホテリアー』『秋の童話』を見た」「平壌(ピョンヤン)でも親しい友達同士で韓国の映画を見るのが流行っている」「『青春の罠』が記憶に残る韓国のドラマ」などと話している。
脱北者の中には「JSA」「極道の妻」など韓国の映画はもちろん、歌手ナ・フナのコンサートを収めたCDまで見たという人もいた。一部脱北者は「金貞淑(キム・ジョンスク)教員大学で韓国のビデオを見た学生2人が退学処分を受けた」と証言した。白書によると、韓国のビデオを視聴するブームが広がると、人民保安省・保衛部・検察などが合同で行っていた検閲を、「109小組」という別の常駐組織を通じ検閲を強化している、という脱北者の証言もある。
脱北者の中には「JSA」「極道の妻」など韓国の映画はもちろん、歌手ナ・フナのコンサートを収めたCDまで見たという人もいた。一部脱北者は「金貞淑(キム・ジョンスク)教員大学で韓国のビデオを見た学生2人が退学処分を受けた」と証言した。白書によると、韓国のビデオを視聴するブームが広がると、人民保安省・保衛部・検察などが合同で行っていた検閲を、「109小組」という別の常駐組織を通じ検閲を強化している、という脱北者の証言もある。
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