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奉俊昊監督「ウォンビンの第一印象は純粋」



奉俊昊(ポン・ジュノ)監督が「母なる証明」(原題:MOTHER)で久しぶりにカムバックしたウォンビンに賛辞を送った。

奉俊昊監督は27日、ソウルCGV狎鴎亭(アプクジョン)で開かれた映画「母なる証明」の制作報告会で、「ウォンビンに初めて会った日のことは忘れられない。食事の場所に出てくるウォンビンを見ながら、あまりにも純粋だという印象を受けた」と語った。


「母なる証明」でウォンビンは、純粋というよりも知的障害者のように感じられる田舎の青年ドジュンを演じた。突然、殺人事件の犯罪者とされ、試練を迎える人物だ。キム・ヘジャはその息子の母として、息子の無罪を証明するために東奔西走する。

奉監督は「ウォンビンに会った時はまだシナリオが完成していない時だった。会った後からシナリオにウォンビンに対する印象が入った。自然人ウォンビンを表そうと映画の息子の名前もウォンビンの本名(キム・ドジン)に似たドジュンにした」とし「特にウォンビンの目がキム・ヘジャ先生と似ていた。非常にきれいな牛の目のようだった」と説明した。

しかし撮影に臨んだウォンビンに対しては全く違う印象を伝えた。奉監督は「実際に撮影に入ると、ウォンビンは非常にプロフェッショナルで根性があった」とし「自分の中心とコンセプトがしっかりしていて、むしろ監督として多くの助けを受けた」と付け加えた。

この日の制作報告会では「母なる証明」の予告編とメーキングフィルムが公開された。作業スタイルが細かい奉俊昊監督は、全国を回りながら最高の映像を得るために努力した。

一方、奉俊昊監督は『コウモリ』と一緒に第62回カンヌ国際映画祭に進出することに関し、『コウモリ』は巨匠が作った傑作だという以外に言葉がない。非常に素晴らしい作品」とし「非コンペ部門ではあるが、こういう作品と一緒にカンヌへ行けるというのは光栄だ」と述べた。



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