北朝鮮の核問題を話し合う6カ国協議からの離脱、国際原子力機関(IAEA)要員への退去命令に続き、一昨日は「原子力発電所から取り出した使用済み燃料棒の再処理作業を開始した」と発表した。核兵器の原料となるプルトニウムを抽出するための作業に乗り出すという脅威なのだ。
核を掲げた北朝鮮のこうしたむやみな行動は昨日今日に始まったことではない。ほかの国家との交渉で、国家の利益を確保するためのカードは「核の威勢を通した脅迫」でしかないからだ。これだから1回目の核危機(93年)以降、15年が過ぎても類似な手法を駆使しているのだ。もちろん北朝鮮はこうした手法を通じ政治的かつ経済的な利得を得てはいる。
核を掲げた北朝鮮のこうしたむやみな行動は昨日今日に始まったことではない。ほかの国家との交渉で、国家の利益を確保するためのカードは「核の威勢を通した脅迫」でしかないからだ。これだから1回目の核危機(93年)以降、15年が過ぎても類似な手法を駆使しているのだ。もちろん北朝鮮はこうした手法を通じ政治的かつ経済的な利得を得てはいる。
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