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中国、初の国際観艦式…戦略原潜も公開(2)

続いて北海艦隊に所属するミサイル駆逐艦・115号の瀋陽級駆逐艦を皮切りに「蘭州」「広州」「哈爾濱」「大連」にいたる5隻の駆逐艦が相次いで航海した。駆逐艦隊の上空では海上哨戒機5機が低空飛行を続けた。護衛艦7隻に続き、大型の揚陸艦「崑崙」とミサイル搭載快速艇8隻の航海を最後に、20分にわたる閲兵は幕を下ろした。

分列式では、潜水艦・駆逐艦・護衛艦・ミサイル搭載快速艇など軍艦25隻のほかにも、中国が自主的に開発した新型の戦闘機「殲」シリーズなど航空機31機が動員された。これら戦闘機は分列の途中、72発の祝砲を連発した。

現場を見守った韓国海軍本部のイ・カンヒョク中佐は「核弾頭を搭載した原子力潜水艦を大量に動員し、自信を示そうとしたようだった」と話した。カナダ海軍の太平洋司令部に勤める韓国系ファン・ジェユン大尉は「4年ぶりに再び見学した中国海軍の装備と兵器が、見違えるほど現代化されたのを実感できた」と評価した。


午後2時50分。分列に続いて行われた閲兵は、胡主席が乗った船が、14カ国から派遣された外国の軍艦21隻の前を移動する形で展開された。先頭には、中国のミサイル駆逐艦「西寧」が立った。続いてロシア・ウラジオストクから出港した太平洋艦隊所属の駆逐艦「ワラング」、米7艦隊に所属する米駆逐艦「フィッツジェラルド」、インドのムンバイ駆逐艦が、次々と胡主席の前を通った。

韓国海軍が派遣した駆逐艦「姜邯賛(カン・ガムチャン)」は中国、ロシア、米国の駆逐艦と並んだ。外国の軍艦21隻のうち、15番目に韓国の揚陸指揮艦「独島(トクト)」が現れた。約1時間にわたって海上で行われた国際観艦式は、中国の海軍が大洋海軍に発展しつつあるのを世界に広く知らせた前例のないイベントだったと、外信は報じた。



中国、初の国際観艦式…戦略原潜も公開(1)

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