「一段階アップグレードした公演を見せる」

２３日午後、‘フィギュアクイーン’キム・ヨナ（１９、高麗大）が京畿道高陽（キョンギド・コヤンシ）ＫＩＮＴＥＸ特設舞台に姿を現した。キム・ヨナは翌日開催されるアイスショー「フェスタ・オン・アイス」で国内ファンに会う。


２３日、ソウル・メイフィールドホテルで行われた記者会見で、「世界選手権の優勝後、初めてとなるアイスショーなので、多くのファンが来てくれるようだ」とし「期待が大きいだけに選手たちも楽しみながらかなりの準備をした。昨年を上回るアイスショーになりそうだ。国内ファンだけでなく海外ファンにも喜ばれるようミュージカル音楽で公演することになった。一段階アップグレードした公演を見せられると思う」と期待を表した。

キム・ヨナは記者会見の前に行われたアイスショーリハーサルで「オペラ座の怪人」を背景音楽に練習を行った。ハイライトの仮面舞踏会の演奏に合わせて‘フィギュアの妖精’は氷上のクリスティーヌになって滑走した。さらにショーのサプライズデュオの演技が始まった。ステファン・ランビエール（２４、スイス）がキム・ヨナに近づき、両手を取り合って氷の上を滑る。

昨年キム・ヨナは米国のジョニー・ウェアと息を合わせたが、今度はラムビエールをパートナーに選んだ。０７－０８国際スケート競技連盟（ＩＳＵ）フィギュアスケート世界選手権大会男子シングルの優勝者で、０６年トリノオリンピック（五輪）銀メダリストのラムビエールは、甘いマスクと華麗な動作でファンの人気を集めている。ラムビエールは「３０秒の間だが、キム・ヨナと一緒にすることになり光栄に思う。自分は幸運な人間だ」と喜びを表した。

キム・ヨナは今回のショーで新しいエキシビジョン演技「Ｄｏｎ’ｔ　ｓｔｏｐ　ｔｈｅ　ｍｕｓｉｃ」（リアーナ）を披露するなど計６回登場する予定だ。公演でキム・ヨナはビッグママのライブ舞台に合わせて昨季のエキシビジョン用プログラム「ゴールド」を演じるほか、ミュージカル「ママミア」のダンシングクイーン舞台をフィナーレで見せるなど、一つのミュージカルを披露する計画だ。