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韓相旬(ハン・サンスン、中将)北朝鮮西海艦隊司令官は21日、韓国政府が大量破壊兵器拡散防止構想(PSI)への全面参加を進めていることについて、反対するとの立場を明らかにした。
同氏は中国海軍の創軍60周年記念式典に出席するため、山東省青島を訪問中だ。中国・北海艦隊に付属する北海賓館で開かれた国際軍事シンポジウムに出席した韓氏に「中央日報の記者だ」と説明した上で、単独インタビューを行った。
西海(ソヘ、黄海)北方限界線(NLL)上の武力衝突の当事者となる西海艦隊司令部の責任を持つ同氏は「現在としては、北朝鮮には6カ国協議は必要ない」としながらも「再開は米国の出方次第」とし「条件付き復帰」の可能性を示した。
--最近、西海の状況はどうか。
「いつもの通りだ。今後の情勢は見守らねばならない」。
--西海が平和になってほしい。
「戦いを好む人はない。戦争を通じて政治的かつ政策的な目的を達成した人はない。戦いは決して万能の武器ではないのだ。刀を手にしていても、戦ってはいけない」。
--6カ国協議は今後どうなるか。
「今回(北朝鮮の)外務省が発表した談話でも示されたように、北朝鮮としては、6カ国協議がこれ以上必要でないから、しないということだ。しかし米国や関係各国の出方次第で変わりうるだろう」。
--一部では北朝鮮が朝米交渉で問題を解決しようとしている、という見方も出ているが。
「各国の出方次第で変わるだろう」。
「PSIはダメ、刃持っていても戦ってはいけない」(2)
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