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‘暴走機関車’秋信守(チュ・シンス、27、クリーブランド・インディアンズ)がシーズン序盤から速力を上げている。12試合で3本塁打。韓国人メジャーリーガーのホームラン記録が期待されるペースだ。現在の記録保持者の崔熙燮(チェ・ヒソプ、30、起亜)は今季、国内でホームランを連発している。
秋信守は20日(日本時間)、米ニューヨークで行われたヤンキース戦に6番・左翼手で先発出場し、0-0の2回、相手先発バーネットの153キロの内角直球をすくい上げ、右翼スタンドに先制ソロを放った。手首の力を使った弾丸ライナーのようなホームランで、秋信守の真価を再確認させた。前日(19日)は王建民から逆転決勝3ランを放った。
秋信守の連続本塁打は国内メジャーリーグファンの期待を高めている。昨年、秋信守は94試合に出場し、打率3割9厘(317打数98安打)14本塁打66打点を記録した。崔熙燮が04年にマークした韓国人選手最多打点(46)・安打(86本)を超えた。しかしシーズン最多本塁打(崔熙燮04・05年に15本)には届かなかった。現在の打撃を維持すれば十分に超えられる目標だ。
もう少しペースを上げれば韓国人選手の月間最多ホームランも更新できる。崔熙燮はフロリダ時代の04年4月、9本の本塁打を放った。メジャーリーグを代表するスラッガーにも劣らないパワーを見せた時代だ。クリーブランドは4月、9試合を残している。すでに主力の地位は確保している。簡単ではないが、パワーと正確さを兼ね備えた秋信守が6本以上の本塁打を打てば、韓国人メジャーリーガーの歴史が塗り替えられる。
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