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輸入車業界、昨年の営業実績が大きく悪化

 昨年、国内輸入車企業の営業実績が大きく悪化したことが分かった。 不況で新車の需要が減ったうえ、本社から車を仕入れる際にユーロ・円など現地の貨幣で支払う一部の企業はウォン安の影響で損失が生じているからだ。

金融監督院(金監院)の公示資料によると、最近発表された輸入車企業の昨年の実績は赤字だらけだ。 仏プジョー自動車の公式収入源である韓仏モータースは、昨年の売上高が前年比23%減の708億ウォン(約53億円)を記録した。 営業利益も07年の44億ウォンの黒字から昨年は90億ウォンの赤字に転換した。 同社は経営困難のため先月13日、企業改善作業(ワークアウ)をメーン銀行に申請した。

ボルボコリアは販売不振で売上高が100億ウォン近く減り、17億ウォンの営業損失を記録した。 GMコリアは売上高が07年比で100億ウォン以上増えたが、64億ウォンの純損失となった。 クライスラーコリアも43億ウォンの営業赤字を出した。


BMWコリアは昨年売上高が4898億ウォンと、07年(4622億ウォン)より増えたが、営業損失が530億ウォンに達した。 BMWコリアの場合、ドイツ本社が製品・部品を購入する際の為替レート変動などを勘案して支援したことで、当期純利益(143億ウォン)を記録した。

ホンダとトヨタは3月末決算法人で、実績が6月に発表される。 昨年半ばまで販売台数が前年比で大きく増えていたため売上高は増加が予想されるが、下半期以降のウォン安で販売が減り、実績は悪化する見込みだ。

昨年の輸入車市場で不動の1位だったホンダは今年2月・3月は連続で7位にとどまった。 本社に日本円で支払っているホンダは、急激な円高ドル安のため今年に入って2度も値上げし、販売台数も減った。



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