視覚障害者にとって国内の大部分のインターネットホームページは不便に違いない。

視覚障害者をサポートするソフトウェアの性能がいくら良くても、病院側がホームページのグラフィックを単純文字形態に変えなければコンテンツを読むことはできない。国内サイトを使う視覚障害者たちは、大部分途中で道に迷ってあきらめてしまうことから病院予約やインターネットバンキングはまだまだ遠い国の話だということなのだ。

１１日、障害者差別禁止法によって障害者たちがアクセスする公共機関、総合病院、福祉施設がホームページをリニューアルするよう義務化した。しかし制度に対する理解と予算不足で一部政府の部処外では法を守っているところがない。大学病院の中にはソウル大学病院が唯一、視覚障害者用ホームページを運営しているだけだ。三星ソウル病院は５月、新しいホームページをオープンする予定だ。現在は「準備中」としている。福祉館はリニューアル費用（１０００万ウォン）がなく、しようにもできないでいる。


障害者用点字パンフレットを用意しているところもあまり多くない。障害者差別禁止法は障害者が要求すれば１週間以内に点字本を用意しなければならない。２０１３年までに学校、企業、中小病院などがホームページをリニューアルしなければならないが、これを破れば３年以下の懲役または３０００万ウォン以下の過料を支払わなければならない。

三星ソウル病院関係者は「法が施行されたが、どうすればよいかわからず、互いに様子をみている」とし「大部分の病院が法に反する状況に置かれている」と話している。