李根鎬（イ・クンホ、２４、ジュビロ磐田）が日本Ｊリーグデビュー戦で２ゴールを決め、ヨーロッパ進出に失敗した精神的苦痛を払拭した。

李根鎬のマルチゴールで磐田は今季６試合目で初勝利をマークし、‘李根鎬獲得効果’で中位圏飛躍のきっかけをつかんだ。

李根鎬は１９日午後、静岡で行われた清水エスパルスとの‘静岡ダービー’に先発で出場、後半１０分と２８分に相次いでゴールを決め、３－０の勝利に貢献した。


１６日にＪリーグ選手登録を終えた李根鎬は、背番号３３を付けて前田遼一とともにツートップに入った。

「李根鎬は動きが非常によい。攻撃で大きな力になるだろう」と期待感を表していた磐田の柳下監督は、李根鎬の威力を実感しながら久しぶりに明るく笑った。

年初フランス・イングランド・オランダ・デンマークなどを回りながらも成果なく韓国に戻った李根鎬は、１日に行われた北朝鮮との南アフリカワールドカップ（Ｗ杯）アジア最終予選でも低下したゴール感覚で厳しい批判を受けていた。

苦心の末に選択した磐田で復活の信号弾を放った李根鎬は、２５日、李正秀（イ・ジョンス）が活躍中の京都サンガと対戦する。