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日本に学ぶノーベル賞のノウハウ

ノーベル賞授賞式が開かれるスウェーデンストックホルムのノーベルコンサートホール。壇上前列左には受賞者たちが、右にはスウェーデン王室の人々が座る。授賞式は毎年12月10日に開かれる。中央フォト



1に投資、2に国際社会のリーダーシップ

毎年10月になると多くの人が、まるで年中行事のように悔しさをかみしめる。ノーベル賞のためだ。2000年、金大中(キム・デジュン)大統領がノーベル平和賞を受賞した。しかし賞の本流格である科学分野受賞者を出すことはできていない。科学分野のノーベル賞は受賞者を輩出した国家の科学水準を見積る指標の役割をする。日本は昨年、物理学と化学分野で4人のノーベル賞受賞者を輩出し、これまで経済学賞を除いた5分野で計16人がノーベル賞を受賞している。このうち13人が科学分野での受賞者だ。それがすなわち日本の力だという見解もある。


最近になってこうした日本のノーベル賞受賞ノウハウを学ぼうという動きが具体化している。15日、ソウル大韓商工会議所でフォーラム新しい韓国(委員長、チュ・インギ延世大教授)主催で行われた「ノーベル賞、日本に何を学ぶか」というテーマの国際シンポジウムもそのうちのひとつだ。シンポジウムには昨年『日本にノーベル賞が来る理由』という本を書いた東京大学の伊東乾情報学環准教授がテーマ発表を通じてノーベル賞受賞戦略を紹介した。政府の動きもいっそう速くなっている。教育科学技術部は来年からノーベル賞受賞者輩出のための「未来基礎科学の核心的リーダー養成」を始めるという計画を立てている。





→1「ノーベル賞の政治学を理解せよ」

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