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済州道(チェジュド)が新しいミネラルウォーター工場の設立を推進するほか、海外市場での販売にも力を注ぎ、「ミネラルウォーター産業売上1兆ウォン」に挑戦する。
済州道傘下の公企業「済州特別自治道開発公社」は最近、済州道議会に対し、西帰浦市(ソギポシ)ドスン洞7万6000平方メートルに2011年3月までに440億ウォン(約37億円)を投じて年間40万トンの生産規模のミネラルウォーター第2工場を建設する計画だと報告した。
公社は「2017年までにミネラルウォーター産業で売上高1兆ウォンを達成するための基盤を築くため、新しい工場が必要だ」と明らかにした。
工場建設に必要な財源については、「済州三多水」販売協約会社であるLG生活健康から300億ウォンを借り入れ、残り143億ウォンは公社が自ら調達する計画だ。
中国など海外市場にも目を向けている。公社はその間、海外同胞を対象に少量の「済州三多水」を輸出してきたが、今年からは現地人・海外同胞に「JEJU Natural Water」または「JEJU Mineral Water」というブランドで販売する。
今年は輸出目標を中国1万1360トン、日本736トン、米国600トン、フィリピン400トン、インドネシア335トンなど計2万トンと設定している。
済州開発公社の高桂楸(コ・ケチュ)社長は「済州のミネラルウォーター産業は済州を代表する新しい成長動力産業。世界的なブランドに育成して利益を増やすためには新しい工場の建設が切実な状況」と述べた。
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