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「どうせドーム球場を建設するのなら、日本の東京ドームや大阪ドームのように4-5万人規模にすべきだ。2万人規模のドーム球場ならまた数年後に建て直すことになる。これは2車線の道路を拡張するのとは話が違う」
ネットユーザーのイ・ハンギュさんが「ソウルにドーム球場ができる」という記事を読んだ15日、インターネットジョインス(www.joins.com)に書き込んだ反論のコメントだ。
ソウル市はこの日、九老区高尺洞(クログ・コチョクドン)にドーム球場を建設するという計画を発表、野球ファンは歓迎の意向を表しながらも「どうせ建てるなら徹底的に準備をしてきちんと建設すべきだ」という声を強めている。
ソウル市は観客席の4分の1を屋根で覆うハーフドームの形で建設することにした当初の計画を変更し、2万席規模の完全ドーム球場を2011年9月に完工する計画だ。
◇2万人球場でWBCを?=ソウル市が計画している高尺洞球場は観客席が2万人規模(2万203席)にすぎない。
米国や日本など野球先進国の場合、ほとんどドーム球場が4万人以上である点を考えれば非常に小さい規模だ。蚕室(チャムシル)球場(最大収容人員3万500人)よりも小さい。
高尺洞球場は、昨年東大門(トンデムン)球場が取り壊されたことを受け、アマチュア野球の代替球場として計画された。
第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)準優勝という偉業を成し遂げた韓国野球は、次回またはその次のWBC誘致を積極的に検討している。しかし2万人台の観客を収容できるドーム球場では誘致がほとんど不可能だというのが野球関係者の分析だ。
韓国初のドーム球場、規模・交通問題で論争(2)
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