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釜山地域医療機関が日本人医療観光客誘致を始めた。
釜山医療観光の中心的役割をする「釜山医療観光フォーラム」が24日発足する。このフォーラムには釜山市と釜山圏医療産業協議会、釜山大学病院など5の総合病院、医者会、歯科医者会、市観光協会などが参加する。日本と中国、ロシアなどで説明会を開き、医療機関従事者に対する教育とホームページ製作も支援する計画だ。釜山市はフォーラム会員として参加する医療機関に対して海外患者誘致説明会参加優先権を与える計画だ。
釜山圏医療産業協議会は11月25日から海雲台パラダイスホテルで海外患者誘致のための「2009アジア・太平洋医療観光交流展」を開催する。16カ国200人余りの医療関係者らが参加し、病・医院と旅行会社など30カ所が広報ブースを設置する予定だ。
釜山市はまた、今後、外国人たちが高級診療を受けることができる医療機関300カ所を指定して「外国人患者支援のためのコールセンター」運営も計画している。長期的には釜山西面地域を医療観光特区とし、東釜山圏は医療と観光を組み合わせたタウンとしてそれぞれ開発、釜山・鎮海経済自由区域内には外国病院を誘致して国際医療観光ハブを構築する計画だ。これ以外に海外貿易事務所(日本大阪、中国上海)には外国人患者誘致事務所も設置する。
釜山発展研究院のユ・ジョンウ(37、女)博士は「医療観光に対する病院の意欲は高いが、スキンケアや歯科分野の選択型治療をする初心者水準に止まっている」とし「産業化するためには重度の患者を治療できる基盤を備え、複合団地を作って拠点化させなければならない」と話している。
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