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性急な猛暑に早くもオゾン注意報

10日午後2時、仁川市西区黔丹洞(インチョンシ・ソグ・コムダンドン)の大気汚染自動測定所では、オゾン濃度が0.123ppm(注意報発令基準は0.12ppm)まで上がった。これを受け仁川西部地域(西区・東区・江華郡)にオゾン注意報が発令された。オゾン注意報発令は今年に入り全国で初めて。この日の仁川地域は昼間の最高気温が20.6度と平年気温の14.4度より6度以上高く、風は比較的穏やかだった。

2時間後の午後4時に蔚山市南区(ウルサンシ・ナムグ)でもオゾン注意報が発令された。濃度は0.125ppmだった。この日蔚山の昼間の最高気温は27.6度と平年の17.6度より10度も高かった。

この数年間4~5月の気温が上がっており、オゾン注意報発令時期が徐々に早まっている。今年の仁川と蔚山のオゾン注意報は昨年の4月25日(仁川)より半月ほど早い。今年は平年気温を大幅に上回る暑い日が続き、オゾン注意報がはるかに早く訪れたのだ。2007年までは5~6月に初めて発令されてきたのと比べると1カ月以上早まったことになる。


オゾンは自動車の排気ガスから出る汚染物質と太陽光線、空気中の酸素などが反応して作られる2次汚染物質だ。オゾンにさらされると目と首が熱くなり、ひどいときには肺機能低下など呼吸器系疾患が発生する。



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