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盧建昊氏が帰国…ポケットに手を入れて堂々と

朴淵次・泰光(パク・ヨンチャ、テグァン)実業会長とヨン・チョルホ容疑者の間の500万ドル取引に関与したとされる盧武鉉(ノ・ムヒョン)前大統領の長男、建昊(コンホ)氏が11日夜、仁川空港を通じて帰国した。

LG電子米国サンディエゴ法人に勤務中の建昊氏は、この日、ノースウエスト航空で4時20分、日本の成田空港到着後、アシアナ航空OZ-105便で10時47分、仁川空港に到着した。

空港で建昊氏は「検察の連絡を受けて来た。検察に出頭し、すべての事実を明らかにする」と述べた。


記者たちの質問に一貫して黙秘し「国民に言うことはないか」という記者の質問に「検察の捜査が終わったら(国民に)言えるだろう」と述べ、ポケットに手を入れたまま出国場を抜けた。建昊氏は固い表情だったが堂々としていた。

一方、検察はこの日すぐ空港から建昊氏を連行することはせず、12日、自ら出頭するようにし、朴会長が渡した500万ドルの主が誰なのか調査する計画だ。

検察は朴淵次会長が昨年2月、鄭相文(チョン・サンムン)青瓦台元秘書官の勧誘とヨン氏及び建昊氏の依頼を受けて香港APC口座からヨン氏の口座に500万ドルを送金した事実などを集中的に調査する予定だ。特に建昊氏はヨン氏とともに朴会長に金を要求し、金が渡ったヨン氏の投資会社「タナドインベストメント」の筆頭株主だという疑惑も提起された状態だ。

2007年6月末、鄭元秘書官を通じて盧前大統領の夫人権良淑(クォン・ヤンスク)氏に渡した100万ドルも建昊氏の留学費用に使われたという疑惑が挙がっている。

検察関係者は「建昊氏は12日に取り調べる計画」としているが、参考人の身分であり、弁護人の要請に従って検察庁舎到着状況を非公開として調査を始める予定だと検察は明らかにした。

一方、検察は朴会長の金を受け取った事実を政府に申し出ない疑い(外為管理法違反)で逮捕したヨン容疑者に対し、拘束令状を請求する案を検討中だ。



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