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検察高官は9日「盧武鉉(ノ・ムヒョン)前大統領の長男、盧建昊(ノ・ゴンホ、36)氏が投資会社“タナド・インベストメント”の筆頭株主であることがわかった」と明らかにした。
同社は盧前大統領実兄・盧建平(ノ・ゴンピョン)氏の娘婿、ヨン・チョルホ(36)氏が泰光(テグァン)実業会長の朴淵次(パク・ヨンチャ)被告から受け取った500万ドル(約5億円)で設立した投資会社だ。
検察によると、最高検・中央捜査部はこれを裏付ける泰光実業の文書を入手した。500万ドルの問題が浮上した後、盧前大統領のキム・ギョンス秘書官は「この金と盧前大統領とは何の関係もない。資金取引の理由・性格などはヨン氏が釈明すべきだ」とし、この金とのかかわりを否定してきた。
中央捜査部は最近、朴被告の資金問題を担当していた泰光実業の役員から「500万ドルのうち、相当な金額を建昊氏に渡した」という供述も確保したものとされる。検察は、盧前大統領夫妻を呼ぶ前に、息子の建昊氏を先に召喚する案を検討中だ。
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