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今年上半期の最高期待作として関心を集めている朴賛郁(パク・チャヌク)監督の「サースト」(英語題、原題「コウモリ」)と奉俊昊(ボン・ジュノ)監督の「母なる証明」(原題:MOTHER)がファッション誌によるマーケティングで注目を集めている。
映画関連メディアとのインタビューを通して広報・マーケティングを始めるのが慣例だが、両作品はともにファッション誌の写真撮影でもう少し幅広い大衆に近づこうと努力している。
「サースト」の主人公ソン・ガンホとキム・オクビンは7日、ソウル江南(カンナム)のあるスタジオでファッション紙「ヴォーグ」の写真を撮影した。映画公開日の30日頃に出る5月号の特集のためだった。
キム・オクビンはスモーキーなメーキャップで破格的な姿を演出した。ソン・ガンホは久しぶりとなるファッション誌の写真撮影にもかかわらず、経験を生かして映画の雰囲気を十分に伝えた。2人は8日、「コスモポリタン」誌の撮影にも参加した。
「母なる証明」の主人公ウォンビンはフランスへ行った。ウォンビンは現在、ユニセフ特別代表としてアフリカ・ガンビアで児童救護活動を行っているが、これに先立ちフランス・パリへ行き、ファッション誌「バザー」の写真を撮影した。
これも5月公開予定の映画のスケジュールに合わせて6月号の特集として準備した。映画の中では無邪気な田舎の青年の姿だが、ファッション誌の写真では反抗的なイメージを演出したという。
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