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【社説】盧前大統領、いつまで言い訳を続けるのか

盧武鉉(ノ・ムヒョン)前大統領の態度にはますます失望させられる。盧前大統領は8日夜、自分のホームページ「人の生きる世の中」に2つ目のコメントを載せたが、やはり言い訳にしか聞こえない。盧前大統領はホームページを訪れる市民にお願いする形で載せたコメントで、「私が知っている真実と検察が疑っているフレームが同じではない」と主張した。そして自分は「過ちをすでに謝った立場」とし「少し見守ろう」と付け加えた。

盧前大統領の主張はすべて適切でない。盧前大統領は7日の載せた最初にコメントで「お詫びする」と述べたからと言って本当に謝ったことにはならない。支持者らは盧前大統領のコメントを「真の勇気」だと受け止めているが、絶対多数の国民は勇気どころか謝罪としても受け止められないだろう。盧前大統領の主張が偽りである可能性がますます高まっているからだ。真実でない言い訳は決して謝罪にならない。

検察の捜査結果は盧前大統領の主張と違う。盧前大統領は最初のコメントで「鄭相文(チョン・サンムン)元総務秘書官が朴淵次(パク・ヨンチャ)泰光実業会長から金を受け取ったという疑惑で調査を受けている」とし「もしかして鄭元秘書官が自分がしたことのように話していないか心配」とし「その疑惑は鄭元秘書官ではなく、私の家(夫人)でお願いしてその金を受け取って使った」と明らかにした。しかし検察の調査によると、これは事実ではない。鄭元秘書官は別途に現金3億ウォンと商品券1億ウォンを朴会長から受けた。盧前大統領が「妻が借金を返すのに使ったお金」と明らかにした100万ドルは別だ。朴会長はこの金を旅行バッグに入れて別に伝えた。朴会長の供述によると、「盧前大統領に渡した金」という。貸した金でもなく、金を与えたのも盧前大統領側の要求によるものだと述べたという。


不正と腐敗の終わりが見えない。朴会長が盧前大統領の姪婿ヨン・チョルホ氏に渡した500万ドルについては、大統領の息子までが関与したという疑惑が提起されている。息子の建昊(コンホ)氏がヨン・チョルホ氏と一緒にベトナムで朴会長を訪ねたという。建昊氏は無給休職で収入が全くない状況で米国留学をしながら、同窓が運営する会社に10万ドルを投資したということだ。兄と夫人に続き息子までが登場したのだ。

にもかかわらず、盧前大統領はあたかも検察がある枠組み(フレーム)に無理にはめ込んでいるかのように主張している。盧前大統領が「応分の法的評価」を受けるという言葉も正しくない。無罪を主張しているような印象を与えるからだ。すでに疑惑はこうした主張をするレベルを越えている。盧前大統領が受けなければならないのは法的評価ではなく責任や処罰だ。

盧前大統領は国民の前に出て真実を明らかにしなければならない。ボンハ村に隠れて側近と罰を避けるための対策会議をし、サイバー空間に隠れて曖昧な表現で事実を糊塗する姿勢は、国民をさらに失望させるだけだ。ホームページに集まっている支持者だけが国民ではない。一国の最高指導者を務めた人なら、堂々と全国民の前に出てくるべきだ。



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