言葉にはその人の考えと主張が溶け込んでいる。5日午前に北朝鮮が舞水端里(ムスダンリ)から発射した物体をめぐり、国ごと、指導者ごとに用語が異なった。北朝鮮は「人工地球衛星」と主張しているが、米国と英国は「ミサイル」という用語を使った。これに対しロシアは「人工衛星を搭載したロケット」とした。ミサイルという用語の中には北朝鮮に対する制裁を念頭に置いた立場も込められている。国内では「長距離ロケット」という用語で整理されている。
▼北朝鮮=「わが国の科学者、技術者は運搬ロケット『銀河(ウンハ)2号』で人工地球衛星『光明星(クァンミョンソン)2号』を軌道に進入させるのに成功した」(朝鮮中央通信、5日午後)
【ニュース特集】注目される北朝鮮の動き
▼北朝鮮=「わが国の科学者、技術者は運搬ロケット『銀河(ウンハ)2号』で人工地球衛星『光明星(クァンミョンソン)2号』を軌道に進入させるのに成功した」(朝鮮中央通信、5日午後)
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