特に99年に科学百科事典総合出版社が発刊した単行本「人工地球衛星常識」は「経済大国だと自称する日本も人工衛星おおすみを打ち上げるまで5度失敗した。光明星1号をわれわれの運搬ロケットで一度に成功的に発射したことで主体朝鮮の威信をもう一度世界に示した」と主張した。
96ページで構成されたこの本は、多段階ロケット構成図と光明星1号のイラスト、活動ニュースを詳細に紹介した。しかし98年にも北朝鮮は人工衛星打ち上げに失敗し、人工衛星活動はなかったものと周辺国では把握している。
単行本は、「98年8月31日12時7分に発射された人工地球衛星光明星1号は9月13日8時24分から11時17分の間に地球の周りを100周した。100周目でわが国上空220キロメートルを通過したが、11時17分に黄海北道沙里院(ファンヘプクド・サリウォン)上空を通り11時18分に南朝鮮(韓国)の江原道江陵(カンウォンド・カンヌン)上空を過ぎ去った」と紹介した。また、「通常220キロメートル程度の上空を人工地球衛星が過ぎれば肉眼で観察できるが、昼に星を見られないように通過時間が昼間のため肉眼で観察できなかった。観測機材により衛星のわが国上空通過は正確に観測された」と主張した。
この本はまた、「2年以上の寿命を持つ初の人工地球衛星光明星1号は、材料と電源、操縦システムなど全般的な技術状態がとても高い水準にある」としている。しかし同時に「光明星1号は不滅の革命頌歌『金日成将軍の歌』と『金正日将軍の歌』の旋律と、主体朝鮮というモールス符号を27メガヘルツで9日間送信した」と送出期間が異なる内容を叙述している。
北朝鮮だけが成功という「衛星」…金正日3期の祝砲用か(1) 【ニュース特集】注目される北朝鮮の動き
96ページで構成されたこの本は、多段階ロケット構成図と光明星1号のイラスト、活動ニュースを詳細に紹介した。しかし98年にも北朝鮮は人工衛星打ち上げに失敗し、人工衛星活動はなかったものと周辺国では把握している。
単行本は、「98年8月31日12時7分に発射された人工地球衛星光明星1号は9月13日8時24分から11時17分の間に地球の周りを100周した。100周目でわが国上空220キロメートルを通過したが、11時17分に黄海北道沙里院(ファンヘプクド・サリウォン)上空を通り11時18分に南朝鮮(韓国)の江原道江陵(カンウォンド・カンヌン)上空を過ぎ去った」と紹介した。また、「通常220キロメートル程度の上空を人工地球衛星が過ぎれば肉眼で観察できるが、昼に星を見られないように通過時間が昼間のため肉眼で観察できなかった。観測機材により衛星のわが国上空通過は正確に観測された」と主張した。
この本はまた、「2年以上の寿命を持つ初の人工地球衛星光明星1号は、材料と電源、操縦システムなど全般的な技術状態がとても高い水準にある」としている。しかし同時に「光明星1号は不滅の革命頌歌『金日成将軍の歌』と『金正日将軍の歌』の旋律と、主体朝鮮というモールス符号を27メガヘルツで9日間送信した」と送出期間が異なる内容を叙述している。
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