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ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の感動をプロ野球が引き継いだ。 「2009CJマグマグプロ野球」の開幕戦は、過去初めて4球場でチケットが完売するという記録を作った。 計9万6800人を動員し、過去の開幕戦最多観客記録(04年・8万3253人)を更新した。
4日に行われた開幕戦は蚕室(チャムシル、3万500人)、文鶴(ムンハク、2万7800人)、大邱(テグ、1万人)、社稷(サジク、2万8500席)の4球場がすべて満員となった。
昨年の韓国シリーズ優勝チームであるSKとハンファが対戦した仁川(インチョン)文鶴球場は、過去初めて開幕戦チケットの完売を記録した。 SKは試合開始1時間後の午後2時39分、2万7800席が完売したと発表した。
昨年まで3万400席だった文鶴球場は今年「野球場へ遊びに行こう」キャンペーンの一環としてバーベキューゾーンやファミリーゾーンを新設し、2600席を減らした。
斗山(トゥサン)-起亜(キア)戦が行われたソウル蚕室球場は3万500席が埋まった。 試合開始15分前の午後1時45分にチケットが完売した。 07・08年と2年連続で開幕戦に雨が降り、試合ができなかった斗山は、今年は初日から好スタートを切った。
三星(サムスン)-LG戦が行われた大邱球場は試合開始直前に1万枚のチケットが完売した。 大邱球場は今年一・三側の内野にテーブル指定席を新設し、従来の1万2000席から1万席に減らした。 快適な観覧環境のために外野席も座席もやや減らした。
ロッテ-ヒーローズ戦が行われた釜山(プサン)社稷球場(2万8500席)は辛うじて完売を記録した。 今年初めて一・三塁側ダグアウト付近に設置したエキサイティングゾーン(544席)の工事が遅れ、予約販売ができなかったため、試合の後半に入ってからチケットが完売した。
4日の開幕戦観客数は歴代一日観客数では2位となった。 歴代1位記録は2005年4月5日の10万1400人。
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