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土曜日の先月28日午後2時、釜山(プサン)にある一流ホテルの結婚式場。ある人物の登場で式場が騒々しくなった。韓流スターのペ・ヨンジュンが現れたのだ。
新郎側の知人として出席し、式が終わるまで席を外さなかった。主人公の新郎はペ・ヨンジュンが運営する会社の職員や芸能界の関係者ではなかった。映画祭やドラマの授賞式にも欠席することが多いペ・ヨンジュンが、釜山まで来て結婚式に出席したのはなぜか。
新郎は国内のあるワイン輸入会社のソムリエで、普段からペ・ヨンジュンと一緒にワイングラスを交わしている‘ワイン友達’だった。ペ・ヨンジュンは式が終わった後、新郎と一緒にシャトー・ムートン・ロートシルト、シャトー・ラトゥールなどフランスの最高級ワインで祝杯を交わした後、席を立った。
ペ・ヨンジュンのワイン愛は格別だ。07年末に日本の漫画「神の雫」で、キムチに合うワインとしてイタリア産のグラヴェッロが紹介されたことがある。これが韓国で知られた後、国内ワイン輸入会社がグラヴェッロを独占輸入しようと現地に飛んで行った。
しかし徒労に終わった。「韓国のあるエンターテイメント会社とすでに契約が終わった」ということだった。どの会社が契約したのかという話が輸入会社の間で広まったが、それはペ・ヨンジュンが大株主のBOFであることが確認された。現在グラヴェッロの公式輸入会社はロッテ酒類だが、グラヴェッロの売り上げの一部はBOFに手数料として支払われている。
ここにはペ・ヨンジュンと「神の雫」の作家である亜樹直氏の親密な関係も作用している。亜樹直氏は漫画に登場する天才ソムリエのイメージをペ・ヨンジュンから受けたというほどヨン様の熱烈ファンだ。ペ・ヨンジュンと会い、ワインの話に夢中になったという噂もある。ペ・ヨンジュンは最近、「神の雫」の韓国版ドラマ制作にも参加した。
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