「歩行者は左側通行」という原則が変わる可能性が出てきた。

パク・テヘ、ペク・ソンウン（以上ハンナラ党）、キム・ジェギュン（民主党）議員らは「国会議員２７人が歩行者右側通行を原則とする道路交通法一部改正法律案を発議した」と１日、明らかにした。

法案は現在、国会行政安全委員会に回付され、検討を待っている。改正案は「歩行者は歩道では右側通行を原則とする」という規定を新設した。また「歩行者は歩道・車道が区分けされない道路では、道路の左または道端を通行しなければならない」という現規定から「道路の左」を抜き「車と対抗する方向に通行しなければならない」と修正した。


通行に関する規定は１９０５年、大韓帝国が「人と車馬とも右側を歩く」という原則を決めたのが最初だ。しかし２１年、当時の日本が「人、車馬は左側通行」と変更した。４５年、光復後、米軍政庁は米国と同じ、車を右側通行にするよう変えた。しかし歩行者に関する規定を置かなかったため、現在の「人は左、車は右」の規定が定着した。