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2009ソウルモーターショー開幕…今年のクルマは



2009ソウルモーターショーが開幕した。テーマは「ビュティフル・テクノロジー、ワンダフルデザイン」だ。1995年初めて開かれて以来、隔年で行われ、今年で7回を数える。2日、プレスデーを皮切りに12日まで11日間、京畿道一山(キョンギド・イルサン)のキンテックスで行われる。世界9カ国158の企業が参加する。

韓国自動車工業協会のカン・チョルグ理事は、今年のソウルモーターショーのテーマについて「普通ワンダフルとテクノロジーが、ビューティフルとデザインが対をなすと考えられるが、意図的に入れ替えることで“立派な技術”ではなく“美しい技術”、“美しいデザイン”ではない“驚くべきデザイン”を連想させるようにした。今年のモーターショーでは固定観念を壊して、未来指向的な車にたくさん出合えるという意味だ」と語った。




今年のソウルモーターショーには世界的な経済危機から国内輸入車メーカーの半分が参加を断念した。ホンダとメルセデス・ベンツ、レクサス、フォルクスワーゲン、アウディ、フォードなどが参加する程度だ。ここにトヨタがカムリ・ハイブリッド、プリウス、RAV4、iREAL、RiN、FT-HSなど6のモデルを引っさげて初めてソウルモーターショーを訪れる。トヨタはこの席でハイブリッドシステムの駆動原理を見せるプリウスカットボディー(車体を切断した車)を展示する計画だ。

ハイブリッドカーは今年のモーターショーで最も関心を引くとみられる。SKエナジーの自動車生活ポータルサイトであるエンクリーンドットコム(EnClean.com)が、会員2000人を対象にソウルモーターショーに対してアンケート調査した結果、最も多い893人(44.6%)がハイブリッドカーを見てみたいと回答した。全世界的に低二酸化炭素グリーン成長に対する関心が高まっている。したがって環境にやさしい高効率のエネルギー節約型小型車とハイブリッドカー、燃料電池車、電気自動車などが展示される予定だ。

今年のモーターショーでは自動車のルーツと足跡をひと目で見られる「世界自動車歴史館」も運営される。全世界で6台しかないスギの自動車である「ヒルマンストレート8」、世界初の組立ライン生産で、自動車産業の大衆化を宣言した「フォードT」、カモメの翼のようにドアが開く「DMC12」、我が国初の自動車である「始発(シバル)タクシー」など、歴史的に価値が高いクラシックカー10台を展示する。

また自動車デザインに関心が高い学生を対象に「カーデザインクラス」を運営する。単純な講演から離れ、実際に手軽に自動車デザインを経験できるほか、講評も聞くことができる。6~10日に行われるが、事前に申込みが必要。1日の参加費は1万5000ウォンで、5日の参加費は3万ウォンだ。

ソウルモーターショー組織委員会は、昼間、来場が難しい会社員と家族連れのために初めて午後8時(土、日曜日は午後7時)まで観覧時間を2時間延長することにした。また観覧客に毎日抽選を通じて車1台ずつ計12台の自動車を提供する抽選イベントを実施する予定だ。5日と11日には1日に2台の景品イベントが行われる。入場料は学生6000ウォン、大人(大学生含む)9000ウォンだ。



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