李明博（イ・ミョンバク）大統領とともにロンドンを訪問中の大統領夫人・金潤玉（キム・ユノク）さんが１日（現地時間）「韓国を訪問すれば、ビビンパを必ず食べるよう広報しなければいけない」とし「私も熱心に広報していく」と話した。

金氏はこの日、ロンドン中心部のトラファルガー広場にある韓国文化院を訪問し、崔圭学（チェ・キュハク）院長とファッションデザイナーのイ・サンボン、書道家のキム・ジョンウォン氏らとともに懇談会に臨んだ。

懇談会で金氏は「韓国料理は種類が多すぎて、日本の寿司のように（代表的な料理が）よく知られていない」とし「韓国料理は高い方だが、誰でも韓国を訪問したらビビンパを食べてもらうようにすべきだ」と話した。続いて「（韓国料理に）ニンニク・塩辛は適切な量を入れるようにし、外国人の味覚に合わせた方がよい」と提案した。


夫人は昨年、青瓦台（チョンワデ、大統領府）を訪問したブッシュ元大統領が韓国伝統料理の神仙炉（シンソルロ）を味わった後「スープがとてもおいしい」と感嘆したエピソードを紹介した。夫人は「韓国料理は一度食べたらやめられなくなる。アプローチは難しいものの、一度食べてみれば、好きになってもらえる」とも話した。

政府は韓国料理のグローバル化と産業化運動を支援するための推進団を４月に発足させる予定だ。夫人はこの推進団で「名誉会長」という非公式の肩書きを持ち、韓国料理のグローバル化に向けて側面からサポートすることになる。