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女子フィギュアスケート世界チャンピオンになったキム・ヨナ(19、高麗大)が30日午後(日本時間)、中央日報に原稿を送ってきた。 キム・ヨナは「自分自身と今回は必ず優勝するという約束をし、ついにその約束を果たせた。表彰台ではワールドチャンピオンというタイトルをつかむまでの厳しい時間を思い出し、涙をこらえることができなかった」と伝え 「最終目標のオリンピック(五輪)金メダルを獲得するために汗を流して頑張る」と誓った。
以下はキム・ヨナの原稿。
過去2回の世界フィギュア選手権大会を思い出すと、いつも惜しかったという気持ちになった。 いつも負傷で優勝の夢を逃したからだ。 しかし今大会は五輪シーズン前の最後の世界選手権大会だったので、大会に臨む自分の気持ちはいつもと違っていた。 今度は必ず優勝するという約束を自分自身とし、その目標が達成できた。 もし今回も金メダルを逃していたとすれば、自分に対する失望は非常に大きかったと思う。
ロサンゼルスに来て公式練習をしたが、ジャンプやスピンなどの動作がいつよりも完璧だった。本番でもそれほど緊張せず、まるで練習をするように演じることができた。 おそらく練習を続けているうちにミスが大きく減り、強い自信になったようだ。
初日のショートプログラムをミスなく終えた後、良い点数を期待していた。 「おそらく4大陸選手権大会(2月)と同じくらいの点数がでるのでは」と予想していたが、実際には期待をはるかに上回る点数が出て自分でも驚いた。
フリーは最後のトリプルサルコージャンプでミスがあった。 それまでの5回のジャンプがすべて成功していたが、サルコージャンプに入ろうとした瞬間、姿勢が安定せず、ジャンプのタイミングを逃してしまった。 ジャンプをしようとした瞬間、姿勢が不安定だと感じたが、なんとか成功させようと思った。 しかし思うようにはいかなかった。 「ああ、失敗してしまったか」と感じたが、それでもあまり気にならなかった。 それまでのジャンプがすべて成功していたので優勝には特に問題がないと思った。
キム・ヨナ“オンリーホープ”⑥五輪に向かってスタート(2)
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