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31日午後に入国した‘フィギュアの女王’キム・ヨナ(19、高麗大)を歓迎する人たちで仁川(インチョン)空港は熱気に包まれた。
大韓スケート連盟と軍浦市(クンポシ)体育会の関係者、ファン、仁川空港職員、取材陣など約200人が仁川空港の入国ゲートに集まり‘フィギュアの女王’を待った。空港警備隊は約100人の兵力を配置して万一の事故に備えた。
キム・ヨナが到着すると、ファンは一斉に歓声を上げた。キム・ヨナは予想以上に多いファンに戸惑った表情を見せながらも笑顔を失わなかった。10時間を超える長距離フライトだったが、キム・ヨナは明るい表情で世界選手権優勝メダルをファンの前で見せた。
記者会見場でキム・ヨナは「今回はいつもより多くの人たちに迎えてもらった。おそらく大きな大会だったからでしょう。カナダにいる時は感じることのできないことが感じられる。競技を行うほどより多くのファンが来てくれて大きな力が得られる」とし、感謝の気持ちを伝えた。
キム・ヨナは「世界選手権は最も重要な大会。準備をしながら上手くできるという確信ができた。練習したことをすべて見せることができたと思う。オリンピックを控えて良い経験をした」と大会の所感を語った。続いて「オリンピックも名前が違うだけで同じ大会。不足している点を補完して自分の実力を発揮することが大切だ」と来季の計画を明らかにした。
「自分の子どもにもフィギュアをさせるのか」という質問に対しては、「遠い未来の話。どれほど大変なのかよく分かっているのでフィギュアをするのは自分で終えたい」と答えた。
キム・ヨナは1カ月間ほど国内に留まった後、練習場所のカナダへ出国する。1日にはソウルW杯競技場で南アフリカワールドカップ(W杯)最終予選の南北(韓国・北朝鮮)サッカー試合を観戦し、4月末には京畿道一山(キョンギド・イルサン)でアイスショーを行う。その間、広告撮影などの日程が決まっている。
キム・ヨナは「しばらくは休みたい。会いたい友達も多い。心に余裕ができたので楽しい時間を過ごせそうだ」と笑顔で語った。
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