日本のプロ野球中日の外野手、李炳圭（イ・ビョンギュ、３４）が日本進出後初めて２軍で開幕を迎えることになった。李炳圭は２９日の楽天とのオープン戦最終試合後に２軍行きの通告を受けた。

日刊スポーツによると、李炳圭は３１日から始まるウエスタンリーグ広島戦に出場する。２００７年に中日に入団、契約最終年となった李炳圭が、開幕戦のエントリーから外れたのはこれが初めて。李炳圭はオープン戦打率が１割４分６厘と極度の不振を見せた。


現在中日の外国人選手は李炳圭をはじめ、先発のチェン、ネルソンと内野手のデラロサなど７人。日刊スポーツは李炳圭の２軍落ちの理由について、「打撃不振に加え、守備、走塁面で落合監督が今季掲げる『スピード野球』にそぐわないため」と分析している。

李炳圭は２軍落ちの指示について、「外国人枠の問題もあるだろうが監督が決めること。決められた通りやるだけ」と淡々とした表情だったと同紙は伝えている。李炳圭は昨年２割５分３厘の打率と１６本塁打を記録している。