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北朝鮮の長距離ロケット発射探知任務のため30日に東海(トンへ、日本名・日本海)に派遣される米国海軍のイージス駆逐艦「ジョン・マケイン」(9200トン)の指揮官に韓国系のジェフリー・J・キム中佐が任命された。
キム中佐は28日、釜山(プサン)の韓国海軍作戦司令部で行われた艦長就任式に出席し、作戦遂行に入った。 故国で就任式をしたいというキム中佐の希望を米海軍が受け入れ、異例にも米戦闘艦の艦長就任式が釜山で行われたのだ。
ソウル生まれのキム中佐は9歳のとき家族と一緒に移民し、カリフォルニア州オールバニで育った。 マサチューセッツ工科大学(MIT)で宇宙航海学を専攻し、学生軍将校(ROTC)課程を終えた後、1991年に海軍少尉に任官した。
ハーバード大ケネディスクールで公共政策学修士学位を取得したキム中佐は空母「インディペンデンス」と護衛艦「マクロスキー」で勤務した後、イージス艦に赴任した。
韓国系が米イージス艦の艦長になったのは「チャフィー」のチェ・ヒドン中佐に次いで2人目。 28日に就任式が行われた釜山の海軍作戦司令部には「チャフィー」が並んで停泊していた。
丁玉根(チョン・オックン)韓国海軍参謀総長はキム中佐に送った祝電で「韓国人2世であるキム中佐の艦長就任を誇りに思う。就任式を故国の海軍作戦司令部で行ったことは確固たる韓米同盟の象徴だ」と伝えた。
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