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高速鉄道KTXが来月1日で開業5周年を迎える。KTXは迅速性と安全性を武器に航空機や高速バスを押さえ代表的な中長距離交通手段となった。今年下半期からは運行速度を向上した車両「KTX-Ⅱ」が投入され、全国は名実ともに2時間台で行き来できる生活空間として再編される。
◇列車の走行距離すべて合わせると
KTXは時速300キロメートルでⅠ日平均5万8644キロメートルを走る。ソウル~釜山(プサン)間を104回、ソウル~木浦(モクポ)間を36回の140回運行される。5年間の総走行距離は地球2500周あまりに相当する1億68万キロメートルになる。
◇これまでの乗車人員は
5年間の利用客は1億7345万人で、1日平均10万5000人が利用した。1日当たりの利用者最多記録は今年の旧正月連休中の1月26日に記録した17万8500人。今年12月初めには累積利用客数2億人を突破するものとみられる。
◇ソウル~釜山間の輸送シェアは
ソウル~釜山間の旅客輸送シェアは63%で、航空機(17%)、高速バス(7.3%)、乗用車(8.1%)を圧倒する。ソウル~大邱(テグ)間のシェアも61%で、乗用車(25%)、高速バス(8%)より高い。ソウル~大田(テジョン)間は27%で乗用車の43%に負けている。
◇運休と故障は
5年間に241回運休した。列車の故障や電気供給装置の欠陥などのためだたった。故障件数は2004年の81回から2008年は27件に減り、到着駅基準で遅延5分以内の定時率は2004年の86.7%から現在では96.9%に向上した。
◇これまでの収入は
KTXは1日平均31億1500万ウォン、5年間で4兆6547億ウォンの収入を上げた。昨年の売上は1兆500億ウォン、営業利益は3500億ウォンを記録した。6月には総収入5兆ウォンを超える。
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