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庶民の酒、焼酎すらも消費が減少



不況に強いという「庶民の酒」焼酎すらも消費が減っている。

大韓酒類工業協会によると、今年1~2月の焼酎販売量は1621万5000ケース(1ケースは360ミリリットル瓶30本)で、昨年の同じ期間に比べ8.5%減少した。


メーカー別では業界トップの真露が752万4000ケースを売り売上は前年同期比17.3%減少した。ロッテは6%増の202万1000ケースを販売した。ロッテの躍進は通常価格の引き上げ前に仮需要が発生する焼酎流通の特性によるものと分析される。ロッテの「チョウムチョロム」は1月に、真露の「チャミスル」は昨年12月にそれぞれ値上げしている。

メーカー別のシェアは1月に真露が前月より13.1ポイント下落の42.1%に落ち込んだが、2月には51.0%に回復した。ロッテは1月に前月比1.5ポイント増の12.5%を記録したが、2月は12.4%と前月に比べ0.1ポイント落とした。

ウイスキーもやはり販売量が減った。酒類工業協会の集計によると、ウイスキー販売量は今年2月までで18万3000ケース(1ケース18本)で前年同期比7%減少した。

ワインの輸入も大きく減少した。関税庁の集計によると、1~2月のワイン輸入量は3619トンで、昨年の同じ期間に記録した5204トンに比べ約30%減った。輸入額も1962億ドルで40%程度の減少となった。

年末年始の酒席などで昨年11月に998万4000ドルから12月には1258万3000ドルと増加していたワイン輸入額は1月に1179万4000ドル、2月に783万400ドルと2カ月連続で減少している。



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