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「フィギュアのクィーン」キム・ヨナ、ショート世界新で首位

バンクーバー大会のように最終組4人目--。

キム・ヨナ(19、高麗大)が同い年のライバル浅田真央(日本)をおさえ、2009国際スケート連盟(ISU)世界フィギュア選手権大会ショートプログラム歴代最高点を獲得し、首位につけた。

これで韓国人史上初の優勝がより近くなった。


キム・ヨナは28日(日本時間)午前、米国カリフォルニア州ロサンゼルスステープルズ・センターで行われた大会女子シングルショートプログラムで10組4人目に出場、技術点43.40点と芸術点32.70点の総合76.12点を獲得、堂々の1位となった。

先月、カナダのバンクーバーで行われた4大陸選手権大会で自分が打ち立てた女子シングルス歴代最高点(72.24点)をおよそ3.88点も引き上げた見事な演技だった。

キム・ヨナの世界選手権大会初優勝となるかは29日(日本時間)午前8時から始まるフリースケートの結果にかかっている。

キム・ヨナとともに10組で演技した「優勝ライバル」の浅田真央は、トリプルルッツジャンプでミスし、66.06点にとどまり3位になった。WBC決勝戦に続く韓日戦として関心を集めた今大会で、フィギュアのプライドをかけた対決1ラウンドはキム・ヨナの勝利で終わった。

大会に先立ちブライアン・オーサー(48、カナダ)コーチは「先月、バンクーバー四大陸選手権大会でキム・ヨナが優勝したときも最後の組の4人目だった。最上の編成だ」と話した。

キム・ヨナとともに出場した「チームコリア」のキム・ナヨン(19、仁荷大)は8組最初に登場、51.50点で自分の今シーズン最高点を獲得し、17位となって24位まで与えられるフリースケートの出場権を確保した。



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