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読売ジャイアンツの李承燁(イ・スンヨプ、33)がオープン戦で本塁打8本を放ち、球団タイ記録に並んだ。
原辰徳監督(51)が選手時代に作った1985年のオープン戦記録と同じだ。 李承燁は28・29日、千葉ロッテとの最後のオープン戦2連戦(東京ドーム)で本塁打記録の更新に挑戦する。
日本メディアは3回に打った8号本塁打に特に注目した。 記録的にも意味があったが、技術的に完璧な打撃だったからだ。
スポーツ報知紙は26日、「李承燁が8号本塁打を右手一本でさばいた。 中日・中田のカーブに対し、体を曲げたまま手首を返しただけでスタンドまで運んだ」と絶賛した。 重心を崩したまま流し打つ李承燁独特の本塁打は、左手親指を負傷した07年からはほとんど見られなかった。
これまで慎重な姿勢を見せていた李承燁もこの日は自信を表した。 李承燁は8号本塁打について「ストレートを狙っていたが、変化球が来てタイミングが崩れた。 昨年なら内野ゴロになっていたが、手首がうまく返って芯でとらえることができた」と語った。
李承燁はスプリングキャンプからテイクバックをできる限り減らそうと努力してきたが、これが結果につながっているようだ。 狙っていないボールが来ても強く叩けているのだ。
李承燁は「今はまだオープン戦なので、結果よりも過程が大事だ。 久しぶりに開幕戦が楽しみ。 今の調子を落とさないことが大切だ」と語った。
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