自殺した女優チャン・ジャヨンさんが残したとされる文書に記述されていない第３の人物から「チャンさんから酒の接待を受けた」という供述を確保したことを受け、警察の捜査に弾みがつくことになった。

警察が２５日に伝えたところによると、Ａさん（２２、女性）などチャンさんが所属していた芸能プロダクションの女性芸能人２人が最近、盆唐（プンダン）警察署で参考人として取り調べを受けた。

Ａさんは警察で「昨年の秋、所属事務所の元代表Ｋ（４０）から連絡を受け、チャンさんとともにソウルにあるルームサロンに行った」と供述した。Ａさんは当時、チャン・ジャヨンさんのパートナーが某紙・電子版の代表Ｂだったと話した。


Ａさんは「当時、酒の席ではこれ以上ないというような接待が行われた。チャンさんとＢ代表は酒を飲んだ後、一緒に外に出た」と供述したという。

警察はＢ代表を非公開で召喚し、チャンさんらから酒の接待を受けるようになった経緯などを調べる計画だ。ＡさんはチャンさんとＫ元代表の間のトラブルについても供述したという。Ａさんは「昨年の秋から２人の対立が深まった」と警察で証言した。

Ａさんによると、チャンさんはドラマ「花より男子」にキャスティングされ、撮影に入った後、Ｋ元代表に「私ももう芸能人として顔が知られ始めたから、これ以上は酒の接待を求めないでほしい」と訴えた。しかしＫ元代表は「私が誰か分かっているのか。誰が君を育てたのかを知って断っているのか」として要求を受け入れなかったという。