国内完成車業界が今年２兆６０００億ウォンを研究開発（Ｒ＆Ｄ）に投資する。また労使協議を通じて積極的に生産性を高めることにした。現代車、起亜車、ＧＭ大宇、双竜車、ルノー三星など完成車５社の社長団は２４日、自動車産業の経営危機打開のためにこのような内容が込められた者で努力案を発表した。完成車メーカーは今年、現在の自動車産業危機をチャンスに転換し、未来生存競争力確保のために高効率・環境にやさしい自動車の新技術開発に２兆６０００億ウォン（１８３２憶円）を投資する計画だ。２００７年（２兆３０００億ウォン）に比べ３０００億ウォンが増えた水準だ。

また完成車業界は労使協議を通じて混流生産と転換配置など「柔軟生産システム」構築に力を注ぎ、今年の賃・団協を最大限早いうちに終えた。現場内の不合理な慣行及び制度改善、生産性向上及び柔軟性向上、各種費用節減なども積極的に推進する計画だ。

完成車業界はこれとともに生産物量及び売上減少などによる資金難で困難をきたしている部品協力会社に対して流動性支援を強化する方針だ。このために現代起亜車の場合、１３００億ウォン規模の共存協力ファンドと２６４０億ウォン相当の協約保証ファンドを運営している。


完成車業界はまた景気低迷状況で消費者たちの自動車購買を支援するために無利子及び長期低金利分割払いなど、多様な販促行事を用意することにした。特に政府の支援がある場合、老朽車車両買い替え特別割引を推進する方針だ。