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泰安沖原油流出事故、三星重工業に56億ウォンの賠償判決へ

ソウル中央地裁破産第1部(首席部長・高永ハン)は24日、昨年12月に忠清南道泰安(チュンチョンナムド・テアン)でタンカーが衝突し原油が流出した事故で、船舶を借りていた三星(サムスン)重工業に対し、賠償の責任を約56億3400万ウォン(約4億円)に制限する方針を決めたと明らかにした。

裁判所は、船舶の規模などによって金額を決めるよう定めた商法に基づいて金額を算定しており、三星重工業は同金額を裁判所に供託した。

判決は「泰安沖の漁民や宿泊業者が事故によって受けたと主張する被害金額が、商法が定めた責任制限金額の限度を超過しており、無限な責任を取るべき例外的な事由にも該当しない」という判断を示している。


事故の当時、商法は▽船舶の借り主が無謀な行為を行った場合▽必要とされる行為を取らず被害が生じた場合--にのみ無限な責任を取るよう定めている。



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