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チームを探してヨーロッパをさまよっていた李根鎬(イ・グンホ、24)が日本Jリーグの方向に旋回した。
李根鎬の代理人イ・ドンヨプ・テンプラス社長は23日、仁川(インチョン)国際空港で、「選手がプレーすることが最優先であるため、Jリーグ側と交渉することにした」と明らかにした。
国家代表の主力攻撃手である李根鎬は現在、無所属の選手。 大邱(テグ)FCと再契約せず、ヨーロッパ進出を宣言したが、順調には進まなかった。
李根鎬はヨーロッパ進出のためにまずオランダのビレムIIと交渉したが、契約はならなかった。 ビレムII側に財政的な問題があり、非ヨーロッパ選手の最低年俸40万8000ユーロの年俸の支払いが難しかったという。
フランスのサンジェルマンとも交渉した。 しかしフランスサッカー協会側がヨーロッパ出身の自由契約選手に限って獲得を認めるとし、成立しなかった。
李根鎬はデンマークのオデッサと接触をしたが、契約期間が合わなかった。 李根鎬側は3カ月の短期契約を希望したが、オデッサ側は長期契約を要求し、交渉が決裂した。
今後、李根鎬はJリーグと交渉を行う予定だ。 イ・ドンヨプ社長は「まだ交渉を始めていないが、大宮を含む3-4チームが関心を示していると聞いている」とし「12月まで契約し、オプションを付けて夏の移籍市場でヨーロッパ進出を狙う」と話した。
李根鎬側は4月1日までにチームを決定し、4月2日からはJリーグで試合に出られるようにする方針だ。
一方、イ・ドンヨプ社長はヨーロッパ移籍を今でも前向きに考えている。 「4月1日にソウルで行われる北朝鮮戦に、サンジェルマン側が事務局長とテクニカルディレクターを派遣してくる。別のチームもスカウトを派遣することになっている」と伝えた。
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