奉重根（ボン・ジュングン）ｖｓ岩隈久志。

２４日午前１０時（日本時間）、米ロサンゼルス・ドジャースタジアムで行われる第２回ワールド・ベースボール・クラシック（ＷＢＣ）決勝戦で投げ合う韓国と日本の先発投手だ。

奉重根と岩隈久志は、９日に日本東京ドームで行われた２度目の韓日戦でも投げ合っている。当時は失点のなかった奉重根が、１点を許した岩隈に‘判定勝ち’を収めた。


２人のリターンマッチのほか、両国の自尊心、１００万ドルの賞金がかかった決勝戦で、‘奉重根義士’が連勝するのか、それとも岩隈が雪辱を果たすのか。

先発の奉重根と岩隈に続き両チームともに継投作戦が予想されるうえ、打者の調子も上がってきているため、どちらが先取点を取るかが勝敗を大きく左右するという見方が多い。

奉重根は９日と１８日の日本戦に相次いで登板、１０イニング２／３を１失点と好投し、２勝をマークしている。 徹底的な分析で金広鉉（キム・クァンヒョン）を打ち崩した日本が、奉重根をどれほど分析しているかがカギになる。 ２度の対戦で奉重根の長所をある程度把握したと見られるが、実戦で打者がどのように適応してくるかが注目される。

岩隈は９日の韓国戦で５回１／３を５奪三振１失点と好投したが、敗戦投手になった。 しかしＷＢＣで２試合に登板し防御率０．７３の記録するなど、威力的な投球を見せている。

韓国は李容圭（イ・ヨンギュ）・鄭根宇（チョン・グンウ）・李鍾旭（イ・ジョンウク）の足、金泰均（キム・テギュン）・秋信守（チュ・シンス）・李大浩（イ・デホ）の一発に期待をかけている。