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低評価の韓国、成長する中国…WBCは東アジア経済の縮小版…WSJ

 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を見ると、東アジアの経済・政治状況が見えるという面白い分析が出てきた。

ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は20日、韓国・日本・台湾・中国が参加したWBCアジアラウンドが実際の国家間の関係をそのまま反映している、と報じた。

まずアジア最強国を自負する日本。 長い景気沈滞のため、最近は目立った経済成長はなかった。しかし過去に築いた実績のおかげで先進国の位相を守っている点が日本野球と似ている。イチローや松井秀喜など海外組が現在の名声を支えているという点も共通している。 ソニー・トヨタなど多国籍企業が米国市場で活躍したようにだ。


韓国については「経済や野球の実力がずっと低評価されてきた」と分析した。 ライバル(日本)の影に隠れているが、いざ大きな舞台に立てば無名の反乱で頭角を現すチームということだ。 昨年の北京オリンピック(五輪)で金メダルを獲得したことにも触れた。 日本のあるスポーツコラムニストは「チームの団結力や精神力の面で韓国は日本を上回る」と評価した。

台湾の政治と野球の交わりは‘腐敗’だ。 不正・腐敗容疑で総統が逮捕される政界、2度の八百長で汚れたプロ野球リーグが似ているという分析だ。 台湾は少年野球・青少年選手権大会では好成績を収めながらも、WBCや五輪では振るわない。 最近は中国にも連敗している。

一方、最近の中国野球には世界の耳目が集中している。 経済開放の歴史と同じくらいプロリーグの歴史も浅いが、成長の可能性が無限だからだ。 WSJは「他の産業と同じように、中国野球も近い将来、世界で活躍する可能性が高い分野だ」と分析した。



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