歌手ＢｏＡの初の米オリジナルアルバムに収録された代表曲「Ｉ　Ｄｉｄ　ｉｔ　Ｆｏｒ　Ｌｏｖｅ」のプロモーションビデオ（ＰＶ）のティーザー予告編が、第２回ワールド・ベースボール・クラシック（以下・ＷＢＣ）の準決勝・決勝戦で公開されることになった。

約１分４０秒にわたる「Ｉ　Ｄｉｄ　ｉｔ　Ｆｏｒ　Ｌｏｖｅ」の映像は、▽今月２２日と２４日に米ロサンゼルス・ドジャースタジアムで開かれる準決勝▽２４日の決勝戦－－でスタジアムの電光掲示板を通じ公開される。


所属事務所ＳＭエンターテイメントは「ＢｏＡの代表曲がドジャースタジアムを訪れる現地の観客はもちろん、全世界の野球ファンから注目されることになるとみられる」とした後「今月初めにＷＢＣ関係者から“２４日の決勝戦の前日、大リーグの関係者や広告主を招いた非公開のＶＩＰイベントがあるが、ここにＢｏＡを招きたい”と提案された。アジアのトップスター、ＢｏＡに大きな関心があると好意を示したので出席を決めたが、“ちょうど新譜がリリースされたから、球場で紹介するのはどうか”という提案まで受けた」と説明した。

また韓国チームが決勝戦まで進む場合、韓国チームの善戦を祈る意味もある。ＢｏＡの１ｓｔ米オリジナルアルバム「ＢｏＡ」は１８日に発売され、２０日午前現在、米アマゾンドットコムのアルバム販売チャートで第１８位、アップル社製音楽プレーヤーソフト「ｉＴｕｎｅ」のポップアルバムチャートで第５位を、それぞれ獲得するなど順調な滑り出しを見せている。

初の米オリジナルアルバムのリリースを記念し、ＢｏＡは２０日（現地時間）、ラスベガスのクラブ「Ｔａｏ」で開催されるリスニングパーティーに出席するほか、２１日には米エンターテイメントショッピングモールの最大手「ユニバーサル・シティー・ウォーク（Ｕｎｉｖｅｒｓａｌ　Ｃｉｔｙ　Ｗａｌｋ）」でサイン会を開き、代表曲「Ｉ　Ｄｉｄ　ｉｔ　Ｆｏｒ　Ｌｏｖｅ」を披露する。