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気象庁「山火事増えたのは地球温暖化のため」

2000年代に入って国内の山火事発生が徐々に増えているのは地球温暖化のためだという分析結果が発表された。

19日、気象庁によると全国年平均の山火事件数は1980年代179件、90年代402件から2001~2008年491件に増えたことがわかった。一般的に山火事は気温、湿度、雷、風の影響を受ける。ソウルなど全国60の地点で測定した2000年代の春期平均気温と1日平均最低気温、1日平均最高気温はそれぞれ12.1度、18.2度、6.5度とすべて70年代に比べて0.6度ずつ上昇している。春期の地面の温度も80年代に比べて0.5度上がった14.5度と分析された。2000年代、春期降水量は平均262.8ミリで80年代の232.8ミリに比べ30ミリ程度増えた。一方、春期の相対湿度は60.9%で80年代より5.9ポイント減少し、平均最小湿度も35.3%から5.3ポイント減少した。雷の日数は1.8日から2.7日で50%増加したが、風速は秒速2.2メートルと2.3メートルで大きな変化はなかった。

気象庁のキム・ジンベ資料管理サービスチーム長は「国内の山火事の大部分は、人の不注意から発生するが、地球温暖化による春期の気温上昇と湿度減少により、ちょっとした発火要因から発生してしまう」と述べた。


現在、地球温暖化で中国と南米アマゾンの森林など多くの地域が山火事の脅威を受けている。

山火事が増え、大気中の二酸化炭素の量を増加させ、地球温暖化をさらに加速させるものと指摘されている。昨年8月、科学ジャーナルサイエンスに掲載された研究結果によると、米国でも、地球温暖化による気温上昇が山火事の継続期間と規模を増加させているということだ。



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